美津代は蔵の中に入ると内側から扉の錠前を閉めた。そして扉にもたれ掛ると目を閉じた。(もう後戻りできない・・)そんな思いが心を満たした。先日の社交ダンスクラブでの出来事・・。思い出しただけでも甘酸っぱい感情が湧きだし、体が疼いてしかたがない。

右手をそっとスカートの中へ忍ばせてみる。パンティの脇から指を入れると茂みの中でヌメヌメになった肉ヒダが触れる。指で肉ヒダを広げ少し奥に入れる。するとそこは今にも指を飲み込んでしまいそうなくらいに粘液で満たされていた。「ああ・・たまらない・・」美津代は思わず呟いた。

今日、訪れたこの蔵は祖父母が生前暮らしていた家の庭にある。美津代の自宅からは20キロほど離れた農村部にあり、祖父母が亡くなった後は両親が管理していた。しかしその両親も今は亡くなり、その後は美津代が独りで管理している。折に触れ訪れては母屋の空気の入れ替や遺品の整理などをしていた。

そして・・、美津代がまだ高校生の頃、初めて「女」になったのもこの蔵だっだ。当時から殆んど人が訪れる事が無くなっていたのをこれ幸いと、自ら善雄を誘ったのだ。あの時からすでに二十数年の歳月が流れた。ここは今もあまり変わっていない。ひっそりとしていてどこか秘密めいている。

美津代はぼんやりとそんな事を考えながら明り取りの窓から入ってくる一筋の光を見つめていた。光はまるでスポットライトの様にぽつりと置かれたソファを照らし出している。(あそこで・・)ソファに歩み寄り少し埃っぽい表面を軽く手で叩く。そしてゆっくりと腰をおろしてみる。

このソファで初めて善雄と交わったのだ。美津代は中空を見つめながらその時の事に思いを巡らせてみた。反りかえった善雄の一物・・夢中でそれを口に含んだ自分・・そしてその硬い一物を迎え入れ、激しく突かれた時の痛み・・そして射精した時の精子の臭い。

「精子の臭い・・」美津代は思わず思いを口に出した。初めて善雄のそれを嗅いだ時、自分の中の雌の本能がはっきりと目覚めたのを感じていた。あの時、どうしょうもなく体が疼き駅のトイレでオナニーしてしまったっけ・・。

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気が付くと美津代は服の上から自分の胸を触っていた。硬くなった乳首の先がブラジャーの内側に当たって敏感に反応している。スカートの裾を摘み静かにまくってみる。むっちりした白い太ももが顔を出し太陽の光が膝頭に反射する。美津代は小さくため息をつく。ほんのりとした日向の熱が太ももを心地よく温める。

体を横たえ少し足を開いてみる。内ももに陽の光が当たる。美津代はスカートとパンティを脱ぐと、陽の光に向かって少しずつ股を開いていった。そして花びらを両手で左右に広げる。ぱっくりと割れたピンク色の肉穴に陽の光が奥の奥まで差し込む。しばらくするとそこから白い粘液が一筋の線を描いて流れはじめる。
(ああっ・・まるでお日様に犯されているみたい・・)

陽の光を十分に浴びると、美津代はふっと起き上がった。そして蔵の奥に置いてある桐のタンスの引き出しから黒い紙の箱を取り出した。中にはガーゼにくるまれた小ぶりなスリコギが2本入っていた。美津代は自分のハンドバックから消毒液を取り出すと、ハンカチにふくませスリコギを拭き始めた。

(また・・これを使いたくなるなんて)先端の丸い棒状のスリコギは美津代のオナニーの愛具としてちょうどよかった。これをここに隠したのはいつ頃だったろうか。美津代は以前整理と称して独りでここを訪れる時は必ず蔵にこもってオナニーに耽っていた。40を過ぎてからめっきりごぶさたになっている夫との営みの代償行為のつもりだった。しかし、最近はそんな事も無くなっていたのだが・・。

善雄との再会が、美津代の中に眠っていた淫乱の虫を完全に目覚めさせてしまった。あの時以来抑えきれない程、善雄との性の遊戯を渇望している自分を感じる。(やはりもう、後戻りできないんだわ・・)再び美津代は強くそう思った。それに、その為の計画も考えている事だし・・。

美津代は2本のスリコギを消毒液で丹念に拭き終わると、再び身を横たえた。そして濡れた花びらに丸いスリコギの頭をあてがった。スーッと言う感覚とともに殆んど無抵抗にスリコギは花びらの中に飲み込まれていく。半分ほど入ったところで少し戻し、さらに奥へゆっくりと挿入した。美津代の肉穴にスリコギの物質感が広がり鈍い快感が下腹部からゆっくりとせり上がってくる。(もっと奥まで・・もっと・・もっと)スリコギを花びらの中に沈めながら、美津代は腰を微妙にくねらせた。

1本目のスリコギを花びらに挿入したまま、美津代は両足を持ち上げた。ちょうど赤ん坊がオシメを交換してもらう様なスタイルだ。そして2本目をアヌスの入口にあてがった。花びらから流れ出た粘液が股間を伝いアヌスの周りは滑りが良くなっているはずだ。少し力を入れてアヌスに挿入しようとすると丸みを帯びた先端はヌプっと言う感覚とともに中に入ってしまった。

「あっ・・」
言いようのない快感が体の芯の方からやってくる。花びらとアヌスの両方に挿入されたスリコギを両手を使って出し入れさせてみる。
(あっ・・いい・・気持ち・・いい)
ヌチャヌチャというイヤらしい音が蔵の中にこだまする。美津代はいやらしこんな姿を、善雄にじっと見られているところを想像してみた。

「いや・・見ないで・・」
しかし、思わず言った言葉とは裏腹に美津代は股を大きく開く。
(もっと見て・・奥までみて・・いやらしいあたしを・・もっと見て)
誰もいないと分かっていながら、「見られたい」と言う激しい願望が突きあげてくる。

そして次第に花びらからドロドロとした白い粘液が太ももを伝ってつま先まで流れ下る。アヌスに入れたスリコギの底を指先で突く様に押してみる。

(ああっ・・だめ・・いく・・いっちゃう)
美津代はついに訪れたエクスタシーの瞬間に身震しはじめる。

「あう・・善雄・・」
美津代は善雄の名前を呟きながらその瞬間を深く味わった。今ここに本当に善雄がいてくれたら・・恥ずかしい私の姿を見ていてくれたら・・。そう思うと涙が出るほど心が震えた。

蔵の中に静寂が戻る。美津代は静かに目を閉じたまま横たわっていた。オナニーでこんなに興奮したのは高校生の時、本当に駅のトイレでしたあの時以来かもしれない。美津代はエクスタシーの余韻に浸りながら漠然とそんな事を思っていた。そして・・この次ここに来る時は善雄も誘おう・・。そして恥ずかしい私、本当の私を見てもらおう・・。美津代はその時はっきりと心にそう誓っていた。

作戦開始へつづく

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