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美津代は運転席のシートを少し傾けてミニスカートのまま股を開いた。
するとそこに善雄の手が侵入してくる。

スカートをまくられ、
露わになった白いTバックの食い込んだクロッチを
指で摘んでずらす。
陰毛に隠された美津代の割れ目がぱっくりと口をあける。
しばらくそのままにして善雄がそこを凝視していると、
口をあけた割れ目からよだれの様に白い粘液が漏れ出す。

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(もう・・お願い・・はやく舐めて・・)

やっと善雄の舌先が美津代の割れ目をなぞる様に舐め始める。
微妙なタッチで繰り返し繰り返し執拗に舐め続ける。

(きゃ・・くすぐったい・・だけど・・いい気持ち・・)
(お願い・・もっと奥を・・奥の方を舐めて・・)

美津代は腰を突き出し善雄の舌を膣の奥まで誘い込もうとする。
すると別の生き物の様に誘いにのった舌先が膣の中に侵入してくる。

膣の奥を舐められながら、
美津代はもう善雄の舌でイカされるのは何度めだろうか?と考えた。
何回味わっても善雄のクンニは忘れなれない程気持ちいい・・
もう決してこの快感からは離れられない、
善雄と二度と離れたくない・・。

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あまりの気持ち良さに美津代の意識は別世界に飛んでしまった。
そしてしばらく夢の中を漂っていた。

「美津代!美津代!」
善雄に軽く頬を叩かれ美津代は目覚めた。

「あたし・・ねむったちゃたの・・」
「うん・・イッた後になぁ」
「そう・・ごめんね・・あたしばっかり」
「うんっ・・いいよ」
「でも・・気持ちよかった・・善雄ってうまいんだもん・・」

善雄は助手席で照れた様にニヤッと笑った。

今日も二人は顔見知りのいない街で落ち合った。
善雄とはあれから一カ月の間逢わずに過ごした。
お互い予定もあったし、あの時の事もある。
念には念を入れて様子を見ようと言う事になった。

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しかし、一か月は美津代にとっては長過ぎた。
美津代は善雄に逢ったとたんにもう我慢できなく
なってしまった。人影のない所に車を止めると
クンニをせがんでしまったのだ。

善雄は厭な顔一つせず美津代の要求に応える。
そこが善雄の優しい所だ。
しかしそれは二人の間にあるルールでもある。
「お互いの要求はどんな事でも拒まない」
この若い頃からのルールが今も二人の間で確実に守られていた。

「きょうはあの蔵に行っても大丈夫なのか?」
「うん・・娘は部活の合宿にいって留守だから大丈夫よ」
「そうか・・でもあれから娘さん気付いた様子はあるのか?」
「うんん、全然・・いつもの通りいい子ちゃんよ」

美津代は娘の綾奈の家での様子を思い浮かべた。
あんな事してるくせに・・、
あたし達夫婦の前では相変わらず優等生だ。

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(いったい誰に似たのかしら・・)
そこまで考えて美津代は噴き出した。
あまりに自分の高校時代と似ていたからだ。

美津代自身が父母の前では猫を被っていた。
子供の頃からませていた美津代がオナニーを覚えたのは
幼稚園児の頃だ。それから善雄と知り合う前までは
知識ばかりが先行する頭でっかちだったが、
通学電車の中で善雄とした行為をきっかけに
一気に発展してしまった。

(あれが18の頃だから丁度綾奈と同じだもんね
やっぱり、あたしの娘ね)

「じゃあ・・行くか」
「うん!」
善雄はこの前の時と同じ様に後部座席に移動し毛布を被った。

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しばらく車を走らせていた美津代は善雄にも聞いて貰おうと
あの日から考えいた事を口にした。

「ねえ・・実はねあたし達が高校の頃付き合ってて・・その、
・・深い関係になってた事、今まで母も父も知らないって
思っていたんだけど・・」
「うん」
「あの日、あたし達が娘達のあんな所を偶然知ってしまってからね」
「うん・・」
「同じ様な事があたし達の時もあったんじゃないかって思えてきたの・・」
「んっ?どういう事だ」

美津代はあれから考えた事を口にした。

「あたしの母がね・・亡くなる時なんだけど、もう本当に亡くなる少し前よ、
病室でね・・あたしに言っておきたい事があるって、真剣な眼差しで言うのよ・・」
「ふ~ん」
「それがね・・何かこう・・訴える様な、哀願する様な目でね」
「うん」
「でもね・・母が話そうした時、偶然親戚の人が来てね、
話が途中になちゃって・・」

「それからね・・ほんのわずかな時間でね・・母は亡くなったの・・」
「ふ~ん、それでその話しって何だったんだ?」
「それがね、わからないの・・いまだに」

美津代は母親の死の時を思い出したのか少し悲しげに沈黙した。

「それからね・・しばらくの間その事を考えてみたの、
あの事かしら、この事かしらって・・でも結局、思い付かなくてね・・」

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「でもね、この間の事があってひょっとすると、母の言いたかった事って
母の秘密に関係してるんじゃないかって思えてきたの」
「お袋さんの秘密?」
「そう・・」
「どんな?」

それはね・・、美津代はそこまで言ってこの話を善雄にして良いものか
どうか躊躇われた。ひょっとすると母の名誉に関わる事でもあるし・・。
しかし、他ならぬ善雄だ。自分がこの世で総べてを正直にさらけ出せる
唯一の男だ。そう思うとやはり聞いて欲しいと思い直した。

「あのね・・母はこんな言い方変だけど、あたしの母親だし
綾奈のおばあちゃんでもあるのよね」
「それは・・美津代・・あたり前じゃないか?」
「うん・・あたり前なんだけど・・その・・あたしや綾奈が・・その
早熟っていうか・・そのはっきり言うとね・・」
「そのォ・・セイヨクが強いのは・・」
「・・・」
「母からの遺伝じゃないかって・・そう思えてきちゃたの」
美津代は顔を真っ赤にしながら言った。

「ふ~ん、だけど美津代・・それとお袋さんの秘密と、どういう関係があるんだ?」
「だから・・母が言いたかったのは・・」
「うん・・」
「母が言いたかったのはね・・」

美津代はためらう気持ちをふっ切る様に言った。
「その・・男の事だったんじゃないかって」
「男・・?」
「うん・・」

美津代がそう思うのには他にも理由があった。
美津代の母親、咲江は男の兄妹の中の唯一の女の子だった。
豪農の家に生まれ幼い頃から何不自由なく暮らした。
だから、美津代と善雄が逢瀬に利用している蔵は母方の
祖父母の持ち物だった。

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結婚して外には出たが咲江は実家によく里帰りした。
そんな時は美津代もよくいっしょに行ったものだ。

丁度美津代が中学生になった頃の事だ。
安岡と言う大学を出たての新任教師が美津代の担任になった。
安岡は当時恐らく23、4まだ初々しさの残る生真面目そうな青年だった。

安岡の教科は歴史。
しかも安岡は若いにも関わらず教職の傍ら郷土史の研究もしていた。
ある時、家庭訪問に訪れた安岡はたまたま母から実家の古い蔵について聞き、
興味をそそられたようだった。

「一度・・この目で見たいものですね」
そんな青年教師の申し出に当時まだ30代後半だった母も
まんざらでもない様子だった。

「あの時はそんな事。想像もしなかったけど・・」
美津代はポツリと言った。
「いま考えれば、安岡先生がウチの蔵を見に来た事が二、三度あったわ」
「それじゃ・・美津代はその先生とお袋さんが何かあったって思うのか」
「うん・・」
「でもなぁ・・二、三度来たってだけじゃあなぁ」

善雄の疑問は当然だった。安岡が二、三度来た所で
それは本当に研究の為だけに訪れたのかもしれない。

「でもね・・他にも理由があるの」

美津代は車を再び人気のない公園の脇に停めた。
そして、善雄のいる後部座席に移ると、
ハンドバックから「日々雑感」と書かれた小さなノートを出した。
以前、美津代が母親の遺品の中から見つけたノートだ。
筆まめだった美津代の母が日々の出来事を
備忘録の様に記録したものだった。

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ぱらぱらとページをめくりある個所を開いた。
そして、毛布から起き上がった善雄にノートを渡した。

昭和○○年10月8日(日)
今日は、美津代の担任の安岡先生が実家の蔵を見にいらっしゃた。
熱心にご覧になっていた御様子でお茶とお菓子をお出した。

「まあ・・先生が来たって書いてあるなぁ」
「それだけじゃないの・・その一週間後の日曜を見て」

昭和○○年10月15日(日)
安岡先生が実家の蔵をもう一度見たいとおっしゃられて
午後からいらした。あいにく父と母は不在で私が一人でご案内する。

すると先生は妙な事をおっしゃった。
この蔵には隠し部屋は無いんですか?と聞いておられた。
昔から蔵の中で遊んだりしていたがそんな部屋は記憶になかった。
なんでも、戦時中の徴用と関係があるらしかったが、
やはり思い当らなかった。

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その後、安岡に関する記述はノートには記されていなかった。
しかし・・。

「それから・・後、それまでには無かった、アルファベットが
とびとびに日付の横に書かれてるの」


昭和○○年10月29日(日)PY
昭和○○年12月6日(日)AY

などと記されており、それはその後ノートが
終わるまで続いていた。

「なんだろう・・」
善雄は真剣な眼差しでページをめくった。

「あたしね・・それって安岡先生が来た日じゃないかと思うの」
「先生が?」
「うん・・そう、Yは安岡のY、Aは午前、Pは午後」
「そう読めるんじゃないかって・・」
「う~ん」
「まあ、これはあたしの女の感ってやつなんだけど・・」

美津代はこう思っていた。
母と安岡はある日を境に人知れず関係を結んでしまった。
勿論、当時は今より不倫に関して厳しい世の中だったが、
それでも、母は若い安岡から離れられなくなってしまったのではないか?
勿論、安岡もひとまわりも歳上の人妻の色香に溺れたに違いない。

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しかし、今と違ってラブホテルなどそう無い当時、
逢瀬を重ねるにはあの蔵はうってつけの場所だったのではないか?
と、そう想像したのである。

「でもまてよ・・美津代、その頃はまだ、
おじいさん、おばあさんがいたんだろう、蔵で逢っていたら
気付かれたんじゃないか?」

「うん・・でもね」
「さっきのノートの10月15日の所をもう一度見て」

安岡先生が実家の蔵をもう一度見たいとおっしゃられて
午後からいらした。あいにく父と母は不在で私が一人でご案内する。

すると先生は妙な事をおっしゃった。
この蔵には隠し部屋は無いんですか?と聞いておられた。

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「隠し部屋・・か?」
「うん・・」
「その・・隠し部屋で逢ってたって思うのか」
「うん」
「でも何でその先生はその事を知ってたんだろう?」

それに対する美津代の考えはこうだった。
祖父母が先祖から受け継いたその蔵は
戦争中でも大切なものを保管する場所として使われていた。

やがて戦争も末期に向かうと、物資が不足し使用する兵器の材料にも
こと欠く様になったのはよく聞く話だ。
お寺の鐘が当時の軍によって徴用されたと言う事など、
現代史の授業でも教わった。
そんな世相の中では豪農だった咲江の実家にも
徴用の命令が下ったであろう事は考えられない事ではない。

しかし、祖父母は先祖からの宝をそうやすやすと軍に持って行かれるのは、
いくら戦時中とは言え、もしかすると断腸の思いだったのかもしれない。
そこで一計を案じたのではないだろうか?

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蔵の奥に別室を作り絶対に徴用されたくないものを
そこに隠そうと考えたのではないだろうか?。
そして一見分からない様に隠し扉で封印し戦争が終わるのを
じっと待った。
美津代はそう考えたのだ。

一見大胆な発想の様だが、実は同じ様な事を近所の農家でも行っていて、
郷土史を研究する安岡が、どこからかそれを聞きつけてきて、
咲江にこの蔵にも隠し部屋があるのでは?と聞いたのではないだろうか。

「美津代、想像力豊かだなぁ、でも・・もしそれが事実としても
お袋さんはなぜそれを知らなかったんだ・・知っていてもよさそなのに?」

「うん・・それはあたしも思った、なぜかなって、
でも母は本当に知らなかったんだと思う・・」
「どうして?」
「うん・・」

たぶん、当時は国の政策に協力しない人間は「非国民」
と言われた時代だ。いくら先祖からの宝を守る為とは言え
軍を欺く事は命をかけた一大決心だったに違いない。

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そしてそれは戦後なっても祖父母にとって隠しておきたい
重大な秘密だったのだと思う。

だから、子供達にも一切話さず
できれば誰にも知られず墓場まで持っていきたい・・、
そう思っていても不思議はない。

「ところが、安岡先生によってそれが暴かれた」
「うん・・それも祖父母が留守の時に」

たぶん、それはこんな風だったのかもしれない。

安岡は隠された別室が無い事に、納得が行かなかった。
そこで後日、再び蔵を訪れた。ひょっとすると祖父母がいない日を
母に確かめてから、おそらくは二人でその蔵を訪れのだろう。

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そこで、蔵を探査していて二人は隠し部屋を見つけた。
そして中へ入った。光の届かない密室の様な空間に
かねてから密かに惹かれあっていた男と女が二人。
いけない事とは思いながら、母達はそこで結ばれてしまう。

もしかすると、母の側にも期待する気持ちがあったのかもしれない。
例え娘の担任と言えども断る事も出来たはずだ。
そこで母達はどんな事をしていたのか、
どんな行為が繰り広げられていたのか?美津代は想像してみた。

まだ、二十代前半の若い男の体を貪る様に求めている母、
求め合い絡みあって禁断の逢瀬に耽溺する二人のその姿は
あまりに背徳的でありながら官能に満ちていた事だろう。

美津代はさっき善雄にイカされたばかりだと言うのに、
もう自分の体が再び疼き始めているのを感じた。
(いったいその部屋に何があるんだろう?)

多分、逢瀬はその後、何年も続いていたのかもしれない。
そして、母が隠しておきたかった何らかの痕跡が残されたいるに違いない。

きっと母はそれを生きているうちにあたしに託し
処分を頼みったかったのではないだろうか?
娘として、いや同じ淫乱の血を持つ女として・・。

しかし、総べては美津代の想像の域を出ていない、
確たる証拠がある訳ではないのだ。
美津代は再び運転席に戻ると蔵へと急いで車を走らせた。

秘め事につづく

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